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1966年山梨県生まれ。1989年にTHE BOOMのボーカリストとしてデビュー。代表曲「島唄」をはじめ、沖縄音楽を取り入れた楽曲を多数発表。THE BOOM解散以降も精力的な音楽活動を続け、民謡のアーカイブ化など沖縄音楽文化の保存、発展に尽力している。
沖縄の魅力は「人」にあると語る宮沢さんが、沖縄をより身近に感じられる場所として挙げるのが民謡酒場。生演奏にのせた民謡を聴きながら郷土のお酒や料理を楽しむことができます。地元の人たちとの交流を通じて、より深く、沖縄を知るきっかけとなるかもしれないスポットへ足を踏み入れてみませんか?
沖縄本島をはじめとした琉球弧で伝承されている8・8・8・6音(計30音)からなる定型詩「琉歌」。各所に点在する歌碑には、その場所にちなんだ琉歌が刻まれています。「歌を知ってその場に立つことで、当時の景色が見えてくる」と宮沢さん。歌碑をめぐる旅をすれば、そこに息づく物語を感じることができるはずです。
沖縄の伝統的な郷土料理、ジューシーは宮沢さんのお気に入りの一つ。豚肉でだしをとる炊き込みご飯のクファジュシーや、よもぎや芋などを具材にした雑炊、ヤファラジューシーなど、どれもが絶品といいます。その土地でしか出会えない味との邂逅は、旅の醍醐味です。