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1996年沖縄県生まれ。小学生の頃からホームビデオカメラを手に、数多くの作品を制作。13歳の時に手がけた自身初の長編デビュー映画『やぎの冒険』(2010年)が国内外で絶賛される。2016年には⻑編2作目の『人魚に会える日。』を全編自主制作し、公開した。
沖縄の東部海岸側にある周囲7kmの離島・浜比嘉島。本島とは浜比嘉大橋で結ばれており、青という青を並べたようなグラデーションが美しい海は、沖縄随一だともいわれます。夏は早朝からビーチで過ごすのが仲村さんの日課だとか。沖縄の原風景を感じさせる浜比嘉島の景色を眺めていると、映画にしたい物語が浮かんでくると話します。
仲村さんの地元であり、沖縄とアメリカのチャンプルー(ごちゃ混ぜ)な文化に満ちた観光地がコザ。訪れる人を「みんな同じ人間さー」と受け入れてくれるけれど、1本、路地に入れば異世界のような雰囲気が漂う場所でもある、と仲村さん。そんな路地裏にこそ、「私だけの沖縄」が見つかるのかもしれません。
海や空の見せてくれる色が、沖縄の最大の魅力だと話してくれた仲村さん。フィルムで写した際の東京と沖縄の空の色の違いに、とても驚いたのだそうです。晴れた日、青空のビーチのイメージの強い沖縄ですが、仲村さんに言わせれば実は曇りの空こそが日常の景色。曇天での海や空の色こそ本当に綺麗なのだといいます。